講演会

2021年度


「国産材の構造的利用」

わが国では、人工林の高齢級化に伴って大径材の供給が増加してきているが、大径材に対応した機械設備の遅れや有効な木取り法(用途)が確立されていないといった理由から実需者に敬遠される傾向にある。一方、従来の軸組構法用の柱や梁・桁材など角材を中心とした利用から、合板、LVL、MPP(超厚合板)、枠組壁工法構造用製材、同たて継ぎ材、集成材、CLT(直交集成板)、NLTなどの単板・板材利用へと変化しつつある。本講演では、演者が長年取り組んできたスギ等の国産材を対象とした様々な構造的利用に関わる研究や木質材料の規格・基準の制・改定等について紹介する。

主 催:日本木材加工技術協会九州支部
日 時:4月27日(火) 14時から16時
演 者:長尾博文 氏((国研)森林総合研究所 構造研究利用研究領域)
場 所:九州大学伊都キャンパス椎木講堂第1講義室(福岡市西区元岡744)
参加費:無料
           
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