日本木材加工技術協会九州支部講演会


日 時:9月8日(木)16時00分〜17時30分
場 所:九州大学 農学部3号館114号室
講演者:船田 良 氏
    東京農工大学大学院共生科学技術研究部 教授
演 題:あて材の構造と形成機構

内 容:樹木は生育環境の変化により樹幹が傾斜すると、本来の正しい位置に戻ろうとするために、あて材という組織を形成する。あて材は、正常材とは異なる組織構造や細胞壁成分を示す。その結果、大きな成長応力を発生し、樹幹が屈曲する。あて材は、正常材と比べて材質が異なるため木材利用上の欠点とされているが、樹木が生育していくためには重要な生理学的反応である。本講演では、あて材の構造と形成機構、特に植物ホルモンの役割についてご講演いただきます。
    
注)本講演会の参加申込は不要です。