日本木材加工技術協会九州支部 シンポジウム「早生樹最前線!」



日 時:2011年9月30日(金)9時00分〜17時00分
場 所:九州大学 国際ホール
主 催:日本木材学会「組織と材質研究会」
    日本木材加工技術協会九州支部
共 催:日本木材学会九州支部
参加費:一般2000円,学生無料
申込先:九州大学大学院農学研究院 サスティナブル資源科学講座
    木質資源科学 松村順司
    お名前,所属,連絡先,一般・学生の別,シンポジウム・情報交換会の参加について明記の
    上,メール(matumura@agr.kyushu-u.ac.jp)またはファックス(092-642-2980)で
    お申し込み下さい。詳細は主催者のホームページ(上記)でご確認下さい。

主 旨:
 二酸化炭素を吸収する森林の地球温暖化防止に果たす役割が注目される中,高い炭素固定能を持つ早生樹を育成し、その材を有効利用して炭素貯留期間を延長させることは、持続可能でかつ環境との相性が良い資源・材料が求められる中で極めて重要です。  本シンポジウムでは,「早生樹最前線」と題して,育種・育林・材質・利用の各分野の第一線の研究者に早生樹に関する研究成果を紹介していただくことで,早生樹を取り巻く一連の研究の有機的な関係の重要性がわかります。その上で,より付加価値の高い次世代の早生樹資源の創出へ向けて,今後の早生樹研究の方向性を共有する機会となります。  さらに,様々な見解がある早生樹(広葉樹)の未成熟材について,材質研究者から見解が示され,生物学的な視点(形成層の未成熟をどう考えるか?)と,実用的な視点(性質が安定するところはどこか?)を踏まえて考えていきます。

内 容:
9:00〜 9:30   受付
9:30〜 9:40   挨拶 組織と材質研究会代表幹事 森林総研関西 藤井智之
9:40〜 9:50   主旨説明 九州大学 松村順司
9:50〜10:40   育種最前線 森林総研育種セ関西 磯田圭哉
         「アカシアの育種とハイブリッド化技術の開発」
10:40〜11:30  育林最前線 熊本県林業研究指導所 横尾謙一郎
         「日本の早生樹〜センダンの育成技術の開発」

11:30〜13:00  休憩

13:00〜13:50  材質最前線1 名古屋大学 児嶋美穂
         「海外の早生樹〜ユーカリ,アカシア」
13:50〜14:40  材質最前線2 宇都宮大学 石栗太
         「海外の早生樹〜ファルカタとメルクシパイン」

14:40〜15:00  休憩

15:00〜15:50  材質最前線3 九州大学 松村順司
         「日本の早生樹〜センダンとチャンチンモドキ」
15:50〜16:40  利用最前線  京都大学 村田功二
         「木質複合床への利用とサスティナブル材料利用への企業の取り組み」
16:40〜16:50  挨拶 日本木材加工技術協会九州支部 支部長 九州大学 小田一幸

18:00〜     情報交換会(場所未定) 会費:6000円程度の予定

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